2018年12月14日金曜日

畔柳 寿宏 個展「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」、「山を見る」

space dike(スペース・ダイク)では、2018年12月14日(金曜)から24日(月祝)まで、畔柳 寿宏 個展「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」を開催します。
また、2019年1月5日(土曜)6日(日曜)二日間、一部作品を入れ替えた畔柳 寿宏個展「山を見る」を開催します。


「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」


飛び立って数分後、住んでいる街がみえた。 わたしは飛行機の音が聞こえる度に、空を仰いだ。

これまで、方位磁針が指した方角や自宅周辺から見えるスカイツリーなど、ひとつの『点』を向いて写真を撮る過程で考えたことを作品として発表してきました。
今回は「飛行機」に向き合いながら考えた「日常」と「移動/旅」についての展示です。
2016年、ソウルへ向かう飛行機から外を眺めていると、私が住んでいる街が見えました。
いつも何気なく見上げていた飛行機にも行き先があるという当たり前のことに気付かされ、それからは飛行機を見かけるたびに写真や映像を撮るようになりました。
日常の風景の中に飛び込んでくる『点』は、見えない行き先へ時間や距離を超えた「線」を引いてくれる存在になりました。
展示は、主に写真と映像を使った作品で構成します。
年の瀬のお忙しい時期かと思いますが、みなさまのご来場をお待ちしています。

畔柳寿宏 個展「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」
【会期】 2018年12月14日(金曜)〜16日(日)、21日(金曜)〜24日(月祝)
【開廊】 金曜:18時〜20時、土日祝:13時~19時
【会場】 space dike
 〒111-0021 東京都台東区日本堤2-18-4 [地図]
 東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅3番出口 徒歩5分
 https://spacedike.blogspot.jp/
 https://twitter.com/spacedike/
【入場料】 300円

【関連イベント
アーティストトーク:ゲスト 調文明(写真史研究/写真批評)
12月22日(土曜)18時〜19時

参加費:500円(展示入場料込み)+1drink(300円〜400円) ※トーク中は展示の一部が見づらくなります。ご了承ください。


【プロフィール】
畔柳 寿宏(くろやなぎ としひろ)
1970年 兵庫県西宮市生まれ。大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業。
2008年〜09年「街道塾」参加、2009年〜12年「GALLERY WAWON」メンバー、2014年〜「space dike」運営。

主な展示:個展「a days」シリーズ(GALLERY WAWON, 東京, 2009年-2010)、グループ展「フウケイ」(UP FIELD GALLERY, 東京, 2011)、「三ノ輪」(space dike, 東京, 2016年)


調 文明(しらべ ぶんめい)
1980年、東京生まれ。写真史研究/写真批評。日本女子大学/京都造形芸術大学ほか非常勤講師。『アサヒカメラ』『日本カメラ』『写真画報』『PHaT PHOTO』『STUDIO VOICE』などで執筆。論文に「A・L・コバーンの写真における都市表現――三つのニューヨーク・シリーズを中心に――」(『美学芸術学研究』東京大学美学芸術学研究室、2013年)、「御真影と『うつし』」(展覧会カタログ『かげうつし――写映・遷移・伝染――』京都市立芸術大学@KCUA、2013年)、「ジェフ・ウォール――閾を駆るピクトグラファー」(『写真空間4』、青弓社、2010年)など。 


【関連展示】
畔柳寿宏 個展「山を見る」

【会期】 2019年1月5日(土曜)、6日(日曜)
【開廊】 13時~19時
【会場】 space dike
【入場料】 300円
※「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」展の一部構成を入れ替えた展示です。
「目を上げて、わたしは空を仰ぐ」展をご覧になった方は、入場無料です。
※この展示は、スタートバーン主催の「富士山展 2.0 - ザ・ジャイアントリープ - 」に参加します。

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